平成18年度
低コストのログハウス作りで、若い頃からの夢を実現 神奈川県横浜市信州 カラマツログハウス研究会 左近田信友(さこんだのぶとも)さん
●若き日の夢――ログハウスを若い世代に
神奈川県横浜市戸塚区は、首都圏の大ベッドタウン。晴れた日には遠くに富士山が望める穏やかな住宅地である。相鉄線「いずみ野」駅から徒歩10分程度のところに、一風変わった形をしたログハウスのモデルハウス作りが進んでいる。
昨年からこれを建築しているのが、「信州カラマツログハウス研究会」である。ログハウスの広さは、約38m2の平屋で、上から見ると六角形のユニークな形。柱と梁、壁はカラマツ材が、屋根と床には木曽ヒノキが使われている。
38m²と聞くと、いささか狭いような気もするが、中に入ってみると天井は見上げるほどの高さで、心地良い木の香りに包まれる。「信州カラマツログハウス研究会」代表の左近田信友(さこんだのぶとも)氏はこう語る。
「このログハウスは、定年、引退した人や金持ちのための別荘用ではなく、30代の若い夫婦に自分たちや子どもたちの健康を考えて、ぜひ、住んで欲しいと開発したものです。そのため価格も、若い世代の手が届くようにリーズナブルな設定にしています」

モデルハウスとして建築中のカラマツログハウス
なぜ、このような安価なログハウス作りを手掛けようとしたのだろうか。
実は左近田氏自身、若い頃から自分で作った「都会の」ログハウス暮らしに憧れていたのである。しかし、今も当時も、ログハウスの主流は外国産材を使ったもので、価格も一棟で数千万円と高価なものであった。

モデルハウスの前にはログハウスの特徴をわかりやすく説明した看板が置かれている


