森業・山業創出支援総合対策事業

信州・信濃町癒しの森推進事業

長野県信濃町長 松木重博

 日頃のストレス解消や病気になりにくい身体づくりに、森林の癒し効果を利用する「森林セラピー(療法)」が全国的にブームになりつつあります。一方、信州・信濃町は、野尻湖・黒姫高原・一茶のふるさと柏原を始め、元来、人を癒す保養地として栄えて来ました。その歴史と森林セラピーを融合させた旅の提案をしているのが、信州・信濃町癒しの森です。
 信州・信濃町では、森林セラピー(療法)をきっかけにした旅の提案から、日本初の森林保養地を目指して、行政と住民が協働している取り組みを行っています。

URL:http://www.town.shinanomachi.nagano.jp/
E-mail:iyashi@town.shinanomachi.nagano.jp

癒しの森コース(御鹿池コース)で森林療法

提供する商品・サービスの内容

 森を効果的にご案内するのは、町が認定した森林メディカルトレーナー。お一人様でのご宿泊、長期のご滞在も歓迎する専門宿泊施設 癒しの森の宿がペンション、ホテル、旅館など36軒町から認定されており、各施設の特徴ある健康に配慮された食事(和食・洋食・和洋折衷・郷土料理)やハーブティー・健康茶のサービス、アロマ芳香浴などが楽しめます。また町内には、黒姫童話館を始め、「癒し」に通じる文化施設がたくさんあり、それらを融合するプログラムを役場内にある癒しの森係と相談してお客様の日程やニーズにあったプログラムを構築できます。

現時点での手応え・消費者の反応

 都会でストレスを抱えながら頑張っている方が都内を中心に、信州・信濃町癒しの森プログラムをご利用いただいています。特に女性の方がお一人で利用されるケースも多々あります。体験された皆様からは大変お好評いただいており、リピーター率も高いです。

今後の目標

 森林セラピー(療法)を核にした旅の提案で、更に集客交流を増やすと共に、町内の農産物の利用促進、「癒しの森」をコンセプトに日本初の森林保養地を目指し、自然景観・町並み景観の整備を進めます。また森林セラピー(療法)を切り口に住民の健康にも配慮した地域医療の充実を図ります。

ビジネス実施にあたって苦労した点・苦労している点

 日本には、事例の少ない森林セラピー(療法)の分野で、何が森林の中で「癒し」になるのか見出すが一番困難でしたし、今後の課題でもあります。また行政と住民との連携がこのビジネスプランの特徴。そのための癒しの森係新設などの体制整備が苦労しました。

これから起業される方へのアドバイス・メッセージ

 保養地としてのバックボーンと住民の協力のおかげで当町は、このビジネスプランが出来ました。その当地にあったビジネスプランを考えることをお勧めします。また難しいでしょうが、住民との協働はどちらにとってもメリットがありますので、面倒くさがらずに両者で近づくこともお勧めします。

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